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撤去前の確認作業

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上の写真は手水舎(ちょうずや)と呼ばれる、神社に参拝するときに手や口を清める場所の一部です。今回はこちらを一度解体し、移設、復元するための下見に来ています。

四方の石柱は再度利用し、屋根材や木製の垂木などは新調するため、現状の細かい寸法などを測ります。

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↑中央奥に見える鳥居も同様に移設する予定です。もちろん傷つけることはできませんので下見といえど慎重な作業となります。

『鳥居』の起源や語源には諸説あり、はっきりしていない(そこが神秘的でもある)ようですが、私たちは一般的に『神社』といえば『鳥居』、『鳥居』といえば『神社』ですよね。しかし、ある地方では鳥居だけで神社がなかったり、お寺に鳥居があったりもします。(数年前に奈良県生駒市の宝山寺に行ったことがあるのですが、あちらはお寺なのに鳥居があり、入口でいきなり違和感を覚えた記憶があります。)

『神仏習合』や『神仏分離令』など、日本のその当時の慣習や法律が今も形として日本のいたるところに残っているのですね。

今現在の住宅建築も『耐震性重視』『太陽光発電』『消費税増税』などの影響を受け、「そういえばあの頃建てられたからこの家の特徴は・・・当時はね・・・」と言われるようになるのでしょうね。

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