スタッフブログ

外部型枠撤去~防水処理

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↑コンクリートの養生期間を経て、外側の型枠が撤去されました。

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↑コンクリートが均等に行き届き、キレイに型枠が外れました。

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↑その表面に黒い塗料のようなものが塗られていますね。

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↑この黒いのはアスファルト塗膜防水材です。

この後、防水材を保護するための処置が行われます。これで確実にコンクリート外部側からの水の浸入を抑えます。

上棟へ向けて

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熊取町で建て方が始まります。2日前、足場のみの状態です。

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昨日、天気が気になるところでしたが、構造が組み上がりました。ブルーシートで養生しています。上棟式は後日行う予定です。

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屋根の上から。まだ周囲の土地に家が建つ予定なのですが、とにかく良い景色です。こだわりの家が無事に完成するよう、夕日に誓うのでした。

内装、化粧材と作業は続きます。

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↑出入口の格子引き戸が納まり、外部の化粧材(仕上材)の板などが取り付けられます。

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↑こちらも化粧材です。塗り壁の上に貼られています。大工→左官→大工→左官・・・と時間を無駄にしないように、工程管理が重要です。

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↑内部の壁は仕上げとして均等に板が張られていきます。

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↑いよいよ完成が近付いてきているのを感じます。

国玉通の家~淡河町で打合せ~おいしいものたくさん(人’v`*)

異常な暑さの続く今年の夏、今日は珍しく小雨の降る中、打合せのため、eu建築設計さんにうかがいました。
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↑築100年の邸宅です。立派ですね。村上さんの事務所は同じ敷地にある農作業用倉庫を改装したものだそうです。
↓事務所内です。いい意味で外観からは想像できない素敵な空間です。流石ですね。
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↓新しい家で計画中の窓の明かるさ、高さなどの感じがわかるようにと事務所の窓を使って説明していただいてます。
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そして、村上さんからプレゼントということで近所の有名な饅頭をいただきました!!神戸市北区の人は知らない人はいないとまでうわさされる満月堂の『豊助饅頭』。施主様ご夫婦と一緒にパクリ・・・うまい!!全員大絶賛のスイーツに感心。これを買う目的だけで北区に来るのもアリだね!と奥さま。私も同感です。
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し・か・も、今日はお施主様からお土産をいただきました!神戸市東灘区、灘区、中央区に在住の人は知らない人はいないとまで・・・とにかくこちらも有名なトミーズの『あん食』。
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あんと食パン?ミスマッチなような気がするけど・・・うまい!!病みつきになる味です。

お施主様と村上さんのお気づかいに感謝しつつ今度はこちらのお土産何持っていこうかな~と考えながら・・・来週はいよいよ上棟です!当日は暑くなりそうですがお施主様、村上さんどうぞよろしくお願いいたします!

ひとつひとつの記録の重要さ

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外部配管の様子です。このように要所要所で写真を撮ります。

図面通りに工事するのが理想ですが、現場の状況からやむを得ず位置や大きさを変更する場合もあります。後の工程や、工事後メンテナンスするときにこの写真があるのとないのとは大きな違いです。

毎日暑いですね・・・でも涼しくなるために水浴びしてるわけじゃないです。

さあコンクリート打設です!とその前に何やらホースで水をまいてます!?(理由は後述します)
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その後、徐々にコンクリートが流し込まれます。液状でも『さらさら』ではなく『ドロドロ』なので、固まる前に、隅々に行き渡るように振動を加える作業を同時に行います。
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鏝(こて)を使って丁寧に均(なら)します。
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う~ん、いい感じです。これでそのまま乾けばOKかな?
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・・・翌日、もう白くなってます。表面が乾いてきてますね。よしよし。
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なのに!ああっ!誰だホースそこの置いたのは!しかも水が出っ放しじゃないか!!せっかく乾いてきたのに!!!
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・・・これでもかというくらいに水をかける・・・大丈夫?
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コンクリートの打設に『水』という要素は不可欠です。そしてその役割によってタイミングや分量がとても重要です。ちなみにコンクリートは水、セメント、砂、砂利、混和材(いろいろ種類があります)が絶妙なバランス(比率)で混ぜ合わされています。

打設前の散水ありましたね、これがなぜ必要か?答えは①くっつきやすく、②外れやすく、③水分量を変えないため。

新しく流し込むコンクリートは『ドロドロ』なので当然、水分を含んでいます。そして大事なのはその水分等がバランスよく含まれているということ。

『打ち継ぎ』という作業をするとき、例えば今回のように基礎のコンクリート(すでに固まった状態)に1階部分のコンクリートを上から『継ぎ』ます。その時、基礎のコンクリートが乾燥していたら、新たに打設したコンクリートの水分を吸ってしまい、新たなコンクリートの水分が減ってしまいます。また、基礎のコンクリートが水分を含むことで新旧コンクリートの接着力が増します。

ちなみに『継ぎ』目の部分は目が粗い方が良いので、鏝(こて)仕上げはしません。ステッカーを張るのとは異なり、ツルツルだとくっつきにくいからです。(ザラザラの壁とツヤツヤの鏡に粘土をくっつけるようなイメージです・・わかりにくいかな)

もうひとつ、コンクリートが固まるまで外すことの出来ない型枠と呼ばれる板の枠は、表面がツルツルです。乾燥して外す時にキレイに外れるようにそうなっているのですが、板がコンクリートの水分を吸わない様に散水し、先に十分水分を含ませることも大事です。

季節や天候によって気温、湿度の違いがあり、乾燥の時間も変わります。それに合わせて比率も調整しなければなりません。コンクリートに十分な強度を持たせるために最も気を使う部分でもあります。

一日置いてホースで水浸しにしたのも、コンクリート表面にクラック(ひびわれ)が出来ないようにするためだったりします。当日ではなく一日経って、少し乾いたところでそれをやるのも、水分量と乾燥と時間と気候など、すべて考慮したタイミングということなのですね。

基礎~配管

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基礎の状態で上下水の配管がなされます。これが図面通り、打ち合わせ通りに出来ていないと、埋まってしまうだけに思わぬ手間がかかります。当然ですが毎回ミスは出来ません。

仮に誤解や連絡ミスで施工に間違いが生じても、気付いた時点ですぐに対応し、取り戻すのが現場監督の役目ともいえます。

規則正しく

一階部分はRC(鉄筋コンクリート)のため、コンクリートを流し込む型枠と内部の鉄筋が固定され、整列しております。
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液状のコンクリートの圧力を抑えるため、型枠の板(コンパネ)が頑丈に固定されます。
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人の体に例えると、鉄筋が骨、コンクリートが肉のようなイメージだと分かりやすいかも・・・しかし、役割としては鉄筋=骨、コンクリート=肉では断じてありません!
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『引張り』に強いのが鉄筋、コンクリートは弱いです。反対に『圧縮』に強いのがコンクリート、弱いのが鉄筋です。人体の骨、肉の関係性とは違いますよね。
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お互いの弱点を補う形でRC(鉄筋コンクリート)は構造体として成立しています。↓用意が出来たので次回はコンクリート打設(液状のコンクリートを流し込む!)です。
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おかめ御幣の元祖とは?

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上棟セットです。いつもと少し違います・・・

こちらは恐れ多くも『元祖』です。箱には『上棟阿亀御幣 おかめ御幣元祖』と書かれています。お施主様の親御さまが京都で手に入れられたそうです。

御幣を作成する手にも緊張が走ります・・・