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西宮市「T 邸新築工事」

設計事務所様案件 新築住宅

設計・監理:藤原・室建築設計事務所 施工:有限会社ビームスコンストラクション

写真:矢野 紀行(矢野紀行写真事務所)

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【建築場所】 西宮市甲陽園
【延床面積】 116.49㎡ 35.2坪
【敷地面積】 174.46㎡ 52.8坪
【工法・構造】 木造2階建て
【竣   工】 平成29年12月

【建築コメント】 藤原・室建築設計事務所 室 善夫
クライアントは敷地選びのタイミングで弊社にお越しいただきました。そこで、私たちから敷地についていろいろアドバイスさせていただき、幾つか候補地をご一緒に見て回った後、最終的にこの敷地を選ばれました。敷地は前面道路から1mほど上がっており、敷地奥に向けて中腹までは緩く下がる傾斜地、そして中腹から敷地奥に向かってやや大きく下る傾斜地となっていました。

建物はほぼ立方体の2階建てです。

建物には2ヶ所に吹き抜けがあります。
1つは建物中央に位置する玄関を兼ねた中庭のようなサンルーム。もう1つはダイニングと和室に挟まれたコーナーに位置する階段スペースです。これら二つの吹き抜けはそれぞれトップライトを有し建物全体の明り取りの役割も担います。そして、生活動線の一部として組み込まれるように配置することで、日常の生活空間に床や天井の高低差、明るさ、視界の広がりなどのコントラストを与え、刺激のある空間構成になるよう計画しています。また、この2つの吹き抜けは、空間を繋げながらも緩やかに分節する仕掛けとしても機能しています。これによって、住人が思い思いに過ごせる場がこの吹き抜けの周辺の生まれます。例えば、サンルームにつながる小上がり、まわりより床が下がったソファー、階段下の書斎空間、2階のワークスペース、2階のサンルームをぐるりとまわる廊下など。2つの吹き抜けは視線や空気の抜けによるつながり感を演出しつつも、生活する人々の視線をうまくずらしたり外したりすることで適度な距離感を作れる空間を随所に散りばめられるように設計しています。
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